弊社では家づくりをするにあたって、資金計画が最も大事であると考えています。
特に、ここ近年の物価上昇で住宅の金額がかなり上がってしまったので、よりそう思います。
お金がいくらでもあれば問題ないですが、そういうわけにもいきませんよね。。
高品質な家であることは大前提として、いかにコスパよく家を建てられるかは一つの重要な要素です。
そのために補助金等の活用は欠かせません。
2025年は【子育てグリーン住宅事業】というある一定の性能を満たしたら補助金がもらえる制度があります。
その中でも【GX志向型住宅】の条件を満たすとなんと160万円の助成金がもらえます!
【GX志向住宅】にするためは、以下の3つの条件のクリアする必要があります。
①断熱等級6以上
ZEH水準住宅や長期優良住宅を上回る数値となり、外皮平均熱貫流率(UA値)の数値も重要になります。
高断熱材や高断熱窓の採用が必要不可欠。
②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率35%以上
従来の住宅の基準と比較して、太陽光発電等で削減できたエネルギー消費を除いて35%以上削減する必要があります。
具体的には、空調、給湯器、照明、換気システム等が影響してきます。
③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率100%以上
従来の住宅の基準と比較して、太陽光発電等で削減できたエネルギー消費を含めて100%以上削減する必要があります。
まだ詳細は出ていないですが、太陽光発電の設置はマストになると思われます。
※2/8追記 新しく発表された情報によると③の条件は石川県では適用されないようなので、太陽光の設置はなくてもよくなりました。
何気に大きいのが対象者の年齢制限がないことです。
昨年度までの制度では、年齢制限があり若者や子育て世代対象だったので、シニア世帯の方等にももらえる補助金となります!
断熱性能(Ua値)だけに注目されがちだったのが、光熱費を下げるためには空調や給湯器、換気システムなどもトータルで考えることが大事なので、②の基準のハードルがZEH基準よりもかなり上がったことはよかった個人的に思います。
弊社でこれから着工予定の何組かのお客様もこの助成金が得られるのか計算してみた結果、ほぼ標準で追加等も少なく【GX志向型住宅】の基準を満たせそうです✌
弊社では断熱等級6となることが多いので、上記②の基準を満たすために、エアコンだけ少しこだわればとれるケースがばかりでした。
それが高性能な住宅であることの証明にもなるので、そういう意味でもよかったです。
当初の資金計画で予定していたよりも補助金がもらえたり、年齢制限がなくなったことで、予定していなかった補助金がもらえるようになったりしたため、これから着工のお客様にも喜んでいただけました!
家づくりをするにあたって予算に不安があったり、【GX志向型住宅】の基準を満たす住宅にするために、どれくらいの予算がかかるのか気になる方はぜひご相談くださいね🤲