メンテナンスコスト ー外壁編ー

こんにちは!

大黒建設の 瀧口敬史 です。

突然ですが、家を建てたあとにかかるメンテナンス費用って何があると思いますか

水まわり設備やエコキュートの交換、屋根等、色々と浮かばれるかと思います

中でも最もお金がかかると言われるのが外壁材です。

今回は外壁材の中でも最もシェア率が7~8割で最も高い「窯業系サイディング」について取り上げたいと思います。

①一般的な外壁
一般的なサイディングだとおよそ10年に一回、外壁のメンテナンスが必要だと言われています。一回当たり、125万円(シーリング:約30万円 + 再塗装:60万円 + 足場代:35万円)かかるとして、30年目の張替え or 再塗装までに 125万円 × 2回 = 250万円 のメンテナンスコストがかかると言われています。ニチハさんのサイトでは材料費+工事費が400万円かかる計算となっています。

そのためトータルコストは メンテ(250万円) + 材工(150万円) = 400万円 となります。

②ニチハ:Fuge
弊社でも今期から標準採用されているニチハさんのFugeという商品は以下のような特徴があるためメンテナンスコストが30年目の張替え or 再塗装までにメンテナンスコストがかからないとされています

・高耐久の塗料を仕様
・シーリングを極力使用しない
・一部シーリングを使用するが高耐久のシーリングを使用

ただし、材料費 + 工事費は200万円と一般的なものより50万円多くかかるようです。

そのためトータルコストは メンテ(0万円) + 材工(200万円) = 200万円となります。

※シーリングとは下の画像のような外壁と外壁の間の目地です。(ニチハHPより拝借)

もちろん一般的なサイディングよりメンテナンスコストを少し減らせる外壁材もあります。気になる方は下記のニチハさんのサイトや資料が参考になるかと思います。
https://www.nichiha.co.jp/fuge/maintenance/index.html
https://www.nichiha.co.jp/fuge/pdf/lifecyclecost.pdf

家を建てる際に見落としがちな住み始めた後にかかるメンテナンスコストですが、これから家を建てられる方の参考になればと思います