こんにちは!
大黒建設の3代目こと 瀧口 敬史 です。
大黒建設の3代目こと 瀧口 敬史 です。
「看護覚え書」という本をご存知ですか?
看護関係の方はご存知かもしれませんが、1860年にナイチンゲールによって書かれた本です。
フロレンス ナイチンゲール
現代社
2011-01
看護に関する内容ですが、健康に過ごせる環境を提供するという点で住宅業界で働く私にも参考になる箇所がありました
第一章「換気と保温」において、
「良い看護が行われているかどうかを判定するために基準としてまず第一にあげられること、(略)―――それは患者が呼吸する空気を、患者の体を冷やすことなく、屋外の空気と同じ清浄さに保つこと≫である」
などと記述されています。
このことから健康に過ごすためには「空気がキレイ」であることが大前提であることがわかります。
それを設備が発達していない約160年も昔から提起していたナイチンゲールは改めてすごいなぁと思います
住宅も高気密・高断熱になったことにより家の温度については快適に過ごせるようになりました。
その反面、空気は入れ替わりにくくなり、より換気をしっかりしないと、空気が汚いままになってしまいます。
高気密・高断熱が普及し、換気がより重要になってきている中で、私たちがどんなものを提供していくべきか考えるいいきっかけになりました。
次回も引き続き換気について書こうかと思います